管理人は国内株式の他、米国株、中国株、シンガポール株、インドネシア株にも投資しています。
その理由は、国内株式より人口が多く(または伸びる)、高配当が多いからです。
単純に人口が伸びれば消費も増えて、売り上げも上がって、株価も上がるだろうっていう単純な考えによるものです😹
特に近年は中国の経済成長が著しく、2022年のGDPランキングでは世界2位で、日本の4倍近くあります。
順位 | 国 | 単位(百万米ドル) |
1 | アメリカ | 25,846,805 |
2 | 中国 | 19,911,593 |
3 | 日本 | 4,912,147 |
4 | ドイツ | 4,256,540 |
5 | インド | 3,534,743 |
6 | イギリス | 3,376,003 |
7 | フランス | 2,936,702 |
8 | カナダ | 2,221,218 |
9 | イタリア | 2,058,330 |
10 | ブラジル | 1,833,274 |
ちなみに、インドネシアは17位、シンガポールは37位でした。に
中国は人口が14億人以上おり、コロナ禍(2020〜2022年)でもGDPがプラス成長で、2030年にはGDPで世界第1位になるとも言われています。
また、BATH(バイドゥ・アリババ・テンセント・ファーウェイ)といった巨大ハイテク企業も目立っており、中国経済は世界に影響を広げています。
管理人はこんな理由から中国株に手を出しています🐼
中国の取引所・市場
魅力的に映る中国株ですが、中国の株式売買は少しややこしく感じます。
まず、中国株の取引所は3つに分かれます。
基本的に日本人が証券会社を通じて買える中国株は、香港取引所のメインボードとGEM市場です。
管理人の使っているSBI証券でも、香港取引所のメインボードと、GEM市場の指定銘柄でした。
ただ、上海、深セン取引所のA株とメインボードに重複上場していることが多いので、あんまり気にすることは無いですね。
そして、メインボードとGEM市場でH株・レッドチップ・香港株に分かれています。
基本的に証券会社を通じて買う際は、香港取引所のH株、レッドチップ、香港株を購入とだけ覚えておけば問題ないでしょう😄
香港取引所を含む、中国株式の取引時間は以下の通り(日本時間基準)
プレ・オープニング(前場始値が決まる株価入札) | 10:00〜10:30 |
前場 | 10:30〜13:00 |
昼休み | 13:00〜14:00 |
後場 | 14:00〜17:00 |
クロージング・オークション(公平な終値が決定する取引) | 17:00〜17:10 |
税金・売買単位について
中国株式の税金についてです。(ここでは香港取引所で購入した場合)
売却益に非課税なのはすごいですね❗️
配当金は企業によっては、受け取るときに税金を3割近く持っていかれるので注意です😓
(確定申告で外国税額控除を受けることもできます)
中国株の売買単位は企業によります。50株単位もあれば、2000株単位と様々。
米国株のように1株単位で売買はできません。
BATHの株価・配当金について
最近の中国経済ではBATH(バイドゥ・アリババ・テンセント・ファーウェイ)が有名です。
株価、売上はどれくらいなのか見ていきたいと思います。
[09888] バイドゥ(百度)・メインボード
バイドゥは中国最大の検索エンジンで、中国版Googleとも言われております。シェアは中国内で70%以上。
年間売上額は約2兆円(2021/12)です。
売買単位は50株で、配当金は無配当
中国国内のみの検索エンジンですが、14億という人口がいる中国で圧倒的シェアがあるので、今後も期待ですね😸
[09988]アリババ(阿里巴巴集団控股)・メインボード
アリババは世界最大級のEC企業で、中国版amazonとも言われております。電子決済も作成。
年間売上高は16兆2000億円(2022/5)です。
売買単位は100株で、配当は無配当。
売上は中国内のEC企業でNo.1です。今後はクラウド事業にも力を入れていくそうです。
[00700]テンセント(騰訊)・メインボード
テンセントはSNS・ゲーム・アプリなどを提供するテクノロジー・コングロマリット。電子決済も作成。
年間売上高は約10兆円(2022/3)
売買単位は100株で、配当利回りは去年実績で0.417%
一時期、時価総額でアジアNo. 1だったことも。さまざまなオンラインサービスを提供しており、まだまだ伸びそうですね😄
④ファーウェイ(華為技術)・・・未上場でした💦
中国当局の圧力がある?
ここからはカントリーリスクだと思うことを書いていきます🖋
・共産党国家
中国は共産党国家なので、政府による統制・統一が行われやすいです。国が企業にガンガン入ってくるという、あまり日本では考えられない部分も。
IT企業への締め付けは強く、一時期はアリババの時価総額が半減した程💦
上記3社は特に、政策の方針転換で影響を受けやすいですね😅
・情報収集がしずらい
外国株全般に言えますが、海外企業は情報収集がしずらいです💻
その中でも中国はGoogleなどが使えないため、本当の情報かどうかわからない部分や噂も多くあります。
管理人もほぼ利回りと、毎年の売上データ等でしか、投資判断してません(笑)
ただ、そんな状況を鑑みても中国株には、まだまだ期待できそうなので、2023年も日本株と合わせて購入していこうと思います🇨🇳